君の膵臓をたべたい

膵臓の病気で余命宣告されているクラスの人気者さくらと、

人と関わりを持たずに本ばかり読んでいる図書委員春樹の心通わす物語。

 

(映画の感想書いたことないので、ネタバレとかもろもろ気遣いできていないことが多いかな、と思うので、観ようとしている方がいたら避けた方がいいかも。

億が一このブログを読む人がいるのなら、だけど。)

 

久々に映画観たんだけど、

まず第一に叫びたい。

君、最高

 

このブログでも晒しているように、

私は友達もいないし暗いし、人気者から最も遠くの距離にいた性質なので、

春樹の気持ちがものすごくわかる。

だから、さくらのきらきらした言葉立ち振る舞いに

それはそれはもうやられました。

 

セリフ一つ一つにときめきが止まらないですが。

私が好きなシーンは

春樹が病室に忍び込むシーン。

 

余命が迫っているにもかかわらず明るく元気にふるまう彼女に春樹が聞く。

「君にとって生きるって何?」

それに対しさくらは

「誰かと心を通わせること。」

「一人だけじゃ生きてるってわからない」

「好きなのに嫌い。楽しいのにうっとうしい。そう思うことが私が生きてるって証明だと思う」

余命が迫る中で明るく元気に関りあう彼女の裏の想いが見えた気がしてとても心に刺さりました。

 

最後に、こんなシーンがあります。

「いつも一人でいる春樹君は本当に強い。私は弱いから、友達や家族を悲しみに巻き込んじゃう。けれど春樹君はいつも自分自身だった。本当にすごいよ。だからその勇気を誰かに分けてあげてください。そしてうっとうしくても心を通わせて、私の分まで、生きて」

 

心を通わせるってことから目を背け続けてきた。

僕は勇気があるわけではないし、何ができるかわからないけれど、

明日からまた始まる一週間、

大切な誰かを大切に思って、心を通わせてみようと思う。