day4 小説『ひと』を読み終えた

違うんです、

いや毎日夜に更新しようと思っているんですよ、

まぁ別に自分のためでしかないからどうでもいいんだけど。

 

29歳になってから4日目。

筋トレであったり英会話であったり、

加えたストレッチや読書だったりはまだ続けられている。

 

変化がわかりやすいものや、行為そのものが単純に好きなものは

面白いから継続しやすい。

目標も作ってはいるけれど、

それより大事なのは、自分で決めることと楽しむことな気がする。

 

3年弱ひたすらひたすら働いてきた自分に突然やってきた時間。

ただ好きなことをすることを許諾された時間。

無理はできないけれど、なるべく丁寧に過ごしたい。

 

小説『ひと』を読み終えた。

2日間で、あっという間で読みやすかった。

この小説を手に取る人は何かしら抱えている人が多いと思うけれど、

そんな何かを抱えながらでも読めるように工夫してくれているように思う。

 

一番好きなのは最後6P。

「先は大事。でも今も大事。(中略)だって僕は、生きてる。」

「人材に代わりはいても、人の代わりはいない」

 

親も失い、大学中退を余儀なくされて、

何もかも失ったかのように感じ、遠慮がちにしていた主人公が、

自分の気持ちを優先して動いた(気持ちに動かされた?)ことで

一人じゃなくなる。

 

譲れないものができたとき

そこに関係性が生まれて一人じゃなくなる。

 

譲っちゃいけないって義務感はただ心が凍るけれど、

譲りたくないって思いは心を温かくする。

 

うつ診断されて仕事もなくなってしまった自分は

ようやくこうして文章を書けるようになってきて、

少しずつ考えをまとめられるようになってきている。

 

先のことを考えようにも頭が渦巻いて何もできなかったけれど、

自分にとって譲りたくないものは何かって、

守りたいものは何かってことを考える。

義務感じゃなくて自主性の角度で考えれば、

ちょっと見えてくるかもしれない。

 

今までずっと義務感で生きてきたから、

自分にとって大切なものが何かを探すのって苦労するかも。

多分なかなかすぐには見つからないだろうから、

毎日探していこう。