day11 押すなよは押すなよ理論

どこの国でも「あえて」とか「皮肉」て文化あると思うけれど、日本は世界でも有数だ。

 

手が綺麗ですね、は苦労してないですね、だし

ぶぶ漬けおあがりますか、は早く帰れや、だし

押すなよ押すなよ、は押せよだし。

 

文脈や感情を読み取って、

意味合いを読み取らなければ恥をかく文化がある。

 

これがうつだと本当にきつい。

相手が善意で話してたり、あるいは特に考えてなかったとしても

本当はこう言う意味じゃないか、

どうせこう思ってるんじゃないか、

と、マイナスな方に勘繰ってしまう。

 

だから、

いくら周りがどう声がけしようと、

本人にはマイナスに聞こえてしまう。

 

大丈夫だって言われても、

ゆっくりしてもいいって言われても、

どうしても迷惑かけてすいませんと思ってしまう。

 

だから

本人に対してできることって

十分に寝たり食べれたりできる環境をつくるだけで、

本人もできることはそれに甘えて食っちゃ寝を繰り返して、

まずは目の前を目の前として見れるようにする

てことだけなのかもしれない

 

って、

怠惰な生活をしている自分を正当化してみる。

 

ストレートに受け取るべき時もあれば

裏で受け取るべき時もあって、

それがユーモアでありエロスであり人間味で、

それがわからんのはつまらん人間て、

そんなこと言わんでくれ!

と若者の遠吠えのようなことを考えた29歳11日目。